突然建物がゆれだした。


「地震!? いや、



このゆれは地震じゃないっ」



とにかくミャンを



安全な場所へ・・・


ネクはミャンの手をとり



外へ走り出した。





外に出てみると、研究所は



今にも崩れそうな


状態になっていた。




「ネク、見て!


これ、火薬のあとじゃない?」


ミャンが指した場所は黒く


ほのかに火薬のにおいがした。



「誰がこんな・・・」



僕たちの愛の巣を・・・。