やんわりと ネクの手が ミャンのほほに触れる。 親指で1208があった場所を なぞった。 「ネク・・・ 今まで黙っていてごめんなさい ・・・少し・・・ほんの少しだけど 気づいてたの あなたが HBB1208だってこと だけど・・・だけど・・・ 気付かないフリをした。 ・・・私、 あなたのこと、 愛してしまったから」 ―――――――――――