「(なんで?なんでこの植物も

カフラーもこの町にあるんだ。)」



ネクは少しこわくなった。

ミャンはそんなネクを

ずっと見ていた。




「とりあえず、所長をさがして

この植物と、羊のこと言わないと」



ミャンが考えにふけった

ネクの腕をひっぱった。



「うん」



ネクは答えた。




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