ミャンは、 険しいネクの表情に気付き はっと息をのんだ。 「――そうなんだ。 ・・・でも、それじゃあ どうしてネクはこの植物のことを 知っているの・・・?」 (そうだ。 これは こんなものがここに あるはずかないんだ・・・ なぜかって、それは) 「・・・この植物は、 僕の生まれた街でしか 育たないんだ。」 ―――――――――――