指が出し入れされ、ますます溢れだす。
高野の息も荒い。
私はベルトに手をかけ、脱がして高野の固くなっているものを握った。
もう、入れるしかなかった。
高野のものが入って来た時も、声が出る。
溢れだして止まらない私から出る熱い液は、いやらしい音をたて続けていた。
私は高野のお尻に両手を回し、動きに合わせて深く入れる。
「名前、言って…いっぱい」
私は息も絶え絶えに言った。
「真樹、真樹…っ」
高野が名前を言いながら突く。
「あっ、もっと、言って…っ」
私の高野のお尻を握る手に力はますます入り、あっというまに大きな波が来て、飲み込まれ、私は大きな声を出した。
「あっ、俺もいくよ…っ」
高野は私のお腹に出した。
高野はティッシュで丁寧に拭いてくれ、次に自分のも拭った。
「中で出しても大丈夫だったのに」
私が言うと、
「あ、そうだったね」
と言った。
今日は中に欲しかったな、と思った。
