紗「ありがとうございます。他に意見のある方...いませんか?では、私の方から申し上げます」

昨日まとめた紙を持って立ち上がる。
私は持ち込みに関しての条件と理由を言った。
条件は、授業中に食べていた者は取り上げプラス廊下の雑巾がけ。
理由はクラス内の会話を増やし、より仲を深めるのが狙いである事を言った。

父「なるほど、持ち込みを許可しよう」
紗「ありがとうございます」
父「条件は各クラスごとに提示するように」
紗「プリントを配布します」

席に着いて次の内容に入ろうとした所でチャイムが鳴った。
続きは放課後という事になった。

広「紗羅〜。たまには負けてくれよ〜」
紗「バカ言わないでよ。今日は手を抜いたけど」

廊下を歩きながらそんな話をしていると私の教室まで着いた。
2人と別れて入ると皆が集まって来たので黒板に条件のプリントを張った。