美「どうし...え!?ちょっと紗羅どうしたの?」

予想とは裏腹に私を凝視する、直兄の事なんて眼中に無い。

直「紗羅...ちょっと熱っぽいから」
美「あ、分かりました」
直「じゃあな、紗羅。おやすみ」
紗「ん、おやすみ」

私をベッドに寝かせると出て行った。

紗「ごめんね、美希。ちょっと目眩が」
美「頑張りすぎ。今日はもう寝て」
紗「うん、おやすみ」
美「おやすみ」

目を閉じると、簡単に眠れた。