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「……ハァ、ハァ。疲れたー!!」
「洸希、うるさい。黙って歩け。」
林間学習当日。
山を登り始めて30分。
「詩織?大丈夫?」
「うん…。なんとか…」
日菜が心配そうに聞いてくるけど、正直運動不足の私にはキツい山登り。
佐藤くんも私と同じみたいで、今にも止まりそうなくらい疲れた顔している。
山登りがこんなにキツいなんて…。山を登る前のワクワクしてた自分に言ってやりたい。
「池田?ほんとに大丈夫か?」
「へっ!?あ、大丈夫だよ!全然!」
上野くんまでも心配そうな顔をして、私のところに駆け寄って来てくれた。
私、そんなにヤバい顔してるのかな…
「辛いなら荷物持つから。貸して」
「え!いやいや!全然大丈夫だよ!」
上野くんもきっと大変だろうし、迷惑なんかかけられない!
