「やだよ…いっちゃやだ……ヒック…」
よく晴れ渡った青空の日
空は雲ひとつない青空が広がってるのに私の顔は大雨状態
ぐちゃぐちゃな顔で同い年の男の子の前で泣きじゃくってる
「泣かないでよ、しおり」
彼はそう言ってくれるけど泣き止むには無理がある
なぜなら、彼は今日でこの町から引っ越してしまうからだ
ずっと家も隣同士で小学校から帰るといつも公園で遊んでいたのに
「いっちゃやだ…ずっとしおりのそばにいてよ…」
本当に行って欲しくない
ずっと遊んでたい
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