「じゃ、じゃあ…あっち行こう」
…もしかすると、今がタイミングなのかもしれない。
作戦を決行するのは。
"絶叫マシーンでドキドキ!?と見せかけて、
お化け屋敷でドッキドキ!作戦"
それは、昨日考えてきた新たな作戦。
私はグッと手を握った。
ちんちくりんだとか、こどもっぽいだとか。
もうそんなことは言わせない。
ありがちだけど、お化け屋敷で可愛く驚いて、ボディタッチして。
私だって立派に女なんだってことを、見せつけてやる。
「…考えてることがまるで透けて見えるんですけど。」
「な、なんのこと!?」
尚くんは目を細めた。
「まぁ、激辛とか絶叫とかに比べたらまだ物理的ではないのかな」
