「遠いから放課後じゃ無理でしょ?」 心拍数は、加速し始めるとなかなか治らない。 ねぇ尚くん。 こんなの私、やっぱり脈ありだって思っちゃうよ…? 「行く…行きたい!」 「声でか」 単純な私は、満面の笑みになった。