「か、可愛い!」
周りにはいくつか椅子が置いてあって、木でできたそれもキッチンカーの雰囲気に合っていてすごく可愛い。
さっきまでの静かな道と繋がっているとは思えないくらい、若者で賑わっている。
「激辛チキンよりこっちのが美味い」
尚くんは自慢げに言った。
尚くんってこんなお店、来るんだ。
そう思うと、口元が緩む。
「尚くんって甘党なの?」
「…いいじゃん別に」
また見つけた、尚くんの意外なところ。
今までは尚くんのこと、クールで近寄りにくい人だって思っていたけれど、よく話すようになって、イメージがどんどん変わっていく。
