「……いやいや、あんたさっきの見てただろ?」 「うん!」 「だったら逆じゃね?引くとか、軽蔑するとか」 「びっくりしたけど…死ぬほどドキドキした!」 ぱちくり、尚くんは大きな目をさらに大きくして何度も瞬きをした。 尚くんのあの艶っぽい顔を思い出すだけで、本当に、本当に、壊れちゃうんじゃないかっていうくらい心臓が暴れ出して。 頭の先から爪先まで、燃えそうなくらい熱くなる。 私だって、あんな風に女の子扱いされたい。 求められてみたい。 優しく触れてほしい。 この気持ちは、"恋"でしょ?