「やっぱり私には禁断の恋とか無理みたい」 そして、尚くんと真琴、どちらの顔を見ることもできないまま走ってその場を後にした。 シェイクあと少し残ってたな… でももう、そんなのいい。いらない。 頬を冷やす風の温度すら感じない。 走って、走って。 足を止めた駅のロータリー。 目の前には大きなクリスマスツリーがそびえ立っている。 「はぁ…はぁ……」 元はと言えば私が原因だ。 傷付く資格なんて、ない。 間違いに気が付くのが遅かったのが、いけないんだ。