「っていうか、真琴も真琴だわ。桃子を変な風に誘導すんなっての。揃いも揃ってバカなんだから…。」 ゆりちゃんは相変わらずの呆れ声で言った。 呆れても、どんなときでも、私を見放さずにいてくれるゆりちゃん。 間違いは間違いだとはっきり言ってくれるゆりちゃん。 ゆりちゃんに心配をかけないためにも、ちゃんとこの間違った関係を終わらせないといけない。 「今度はちゃんと考えなよ。どうするべきか、木下尚とどうなりたいのか。」 「うん…!」 私はグッと、膝の上で拳を握った。