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20時、ファミレスにて。
キスのこと、その経緯を全て話すと、ゆりちゃんは電話のときとは違い呆れ果てた声で言った。
「…私には理解しかねますそんな男女交際。」
ゆりちゃんのバイト先であるこのファミレスには、何度も来たことがあるけれど今日は少し久しぶりだ。
季節ごとに変わるパフェが、私のおすすめ。
今日は12月でクリスマスを控えているということもあり、ショートケーキを意識した苺のパフェが何種類かメニューに載っている。
その中から私は1番大きいものを頼んだ。
目の前に苺やアイスがぎっしり詰まった、大きいグラスがそびえ立つ。
刺してあったポッキーを抜きながら、私は再び口を開いた。
