「今日は報告というか…そ、そんな感じのことがあって」
目を合わせてくれない尚くんが、怖い。
初めて告白した時よりも何倍も、何十倍も緊張する。
それはきっと、今の方が何倍も、何十倍も気持ちが大きくなっているからだと思う。
ねぇ尚くん、これで最後にするから。
だからお願い、もう一度私のことを考えてください…。
「私ね、彼氏できたの。昨日落ち込んでる私を慰めてくれて、その流れで。」
俯きながらそう言ったけれど、尚くんからは何の反応もなくて。
顔を上げるとそこには、感情が全く読み取れない、無表情な尚くんがいた。
