「じゃあ…またねっ!」 涙、見られていませんように。 私は走って遊園地を後にした。 やっぱり私なんかじゃダメだったんだね。 結局1回も、ドキドキさせられなかったもんね。 だけど…それならもっと突き放してくれたってよかったのに。 可能性がないなら、遊んだりしなくてよかったのに。 私がしつこくつきまといすぎただけ、だったのかな。 …さっきからずっと、胸が苦しい。 頭だって、殴られたみたいに重くて痛い。 自分の家の最寄駅に着くと、力なく歩いていく。