「今は、その気持ちが…好きが、大きくなりすぎて。大切なものになりすぎて。……なんか、口に出すの難しいね。」
──────尚くんじゃないと、嫌だ。
尚くんのことをいっぱい知って、いっぱい好きになって。
フられるのが、怖いと思うようになった。
話してくれなくなったら、嫌だ。
遊んでくれなくなったら、嫌だ。
笑いかけてくれなくなったら、嫌だ。
怖いけど、でも。
もう、ここまで大きくなった気持ちを抑えるなんて、できない。
「尚くん、好き。…付き合ってください。」
ぎゅうっと目をつむる。
心臓が圧迫されて、死んでしまいそう。
