「キスして」 「うん」 もういいや、だって彼の心は私だけのものだもん。 こんなにも、女性としての私を必要としてくれているんだから。 彼に触れられたら、もうなんにも考えられない。 私の心はいつだって旦那さまのトリコだ。 唇に熱くキスされたら、ようやく2人だけの世界に導かれていった。