先輩と、一時間。

「里歌ちゃん、彼氏どこの学校?」

「え?」

突然の質問に、一瞬固まる。


「た、高野浜高校だよ?」

「マジ?うちの彼氏と一緒じゃん!
じゃあ、里歌ちゃんもこっち曲がるよね?」


そう言ってサラちゃんが指さした方向にあるのは………




高野浜高校。



行きたい……!
彼女なんだし、行っても…いいよね?



「うん!私もそっち行く!」

サラちゃんと一緒に道を曲がった。




“俺の学校の前は通るなよ”
星斗先輩の声が聞こえたような気がした。