「……なぁ…琉菜………手繋いでいい……?」 「えっ…?うん。」 いつもと違うショウ。 あの強引で意地悪なショウからは想像もつかなかった。 ぎゅっ 私の手は、おっきなショウの手に包まれた。 「…今日も暑いね〜〜」 「だな…もうすぐ夏休みだしな……。」 「………やっぱ……ショウ……変だよ……」 私は我慢できなくなって指摘した。