「なんでこんなところにいるわけ?」



「由果と叔母さんが恋バナしはじめて、私に話が振るなって思って逃げてきた」



「それでカタツムリ…」



「違う!!」



一々カタツムリと言う単語を使うな!!



私はブチ切れモードだった



「…お前は好きな奴とかいるのか?」



「はぁ?!いるわけないじゃん!!何言ってんのよ、猿!!」



「お前ってさぁ、本当に失礼だよな…。人のこと猿って…」



「私なんてカタツムリよ!!」



私たちはいがみ合ったてから、フンッと顔を背けた



何よ、私はどうせカタツムリですよ!!



『お前は好きな奴とかいるのか?』



あいつ、なんであんなこと聞いてきたんだろう~?



まぁ、ただの流れで聞いたと思うんだけどね







その後、叔母さんたちは約1時間ほどしてからやっと私がいないということを気付いた



本当に無礼な奴ら…