嫌いなあいつと屋根の下




お菓子はドーナツ、さすが叔母さん…



あの時間内で作り終えちゃうなんて…



叔母さんはお菓子と紅茶をお盆から下げて、ちゃっかり自分の分まで用意してます



「はぁー、やっぱり女の子っていいわね」



「祐希ちゃんがいるじゃありませんか」



私は紅茶を一口飲んだ



「祐希も、なんか翔吾と似ておてんばだから、お友達連れてこないのよ。いっつも外で遊ぶし」



あいつの妹らしい…



「それにしても、神子ちゃんにこんな可愛い友達がいるなんてね。お名前は?」



「あっ、飯島 由果です!よろしくお願いします」



由果は食べていたドーナツを紅茶で流し込んで挨拶した



そんなに慌てなくてもいいのに



私がそう思っていると、叔母さんと由果はいきなり恋バナをし始めた



私は自分は邪魔だと思い、その部屋から出た



さて…どうしよっかな…



私は廊下をウロウロしていた



リビングに行こうかな…でも、何するんだし



戻っても、恋バナにつき合わされるのだけは嫌だ