嫌いなあいつと屋根の下




私は後ろの悲鳴を無視し、無理やり私の部屋に入れた



「はぁ~、宇川君やっぱカッコいいよー」



もうこの子頭逝かれてる…



どこがカッコいいのかまったくわからない



ただ無愛想なだけじゃない?



「同じ日に遊びに来るなんて、やっぱり私と宇川君って運命的だー!!」



馬鹿だ…



こんな風に思える子っておめでたいわ…



私は呆れて、近くの雑誌のページをめくった



「ちょっと!!無視しないでよ!!」



「構っていたら、馬鹿になる」



「はうっ!!酷いことサラリと…」



もともと、私がこういう性格ってわかってるでしょう?



中学も一緒だったんだし…



コンコン



「神子ちゃーん、入るわよ」


「どうぞ」



ガチャっ



叔母さんが紅茶とお菓子をお盆に載せて、入ってきた