嫌いなあいつと屋根の下




これのどこがラブラブな恋人ですか!?由果さん!!



「あらー、神子ちゃんおかえりなさい」



私は声をした方を見た



叔母さんがソファに座りながら雑誌を読んでいる



ヤバッ、さっきの口論聞こえた!?



だけど、叔母さんはヘッドホンで音楽を聴いていたからセーフ



あー、よかった…



「母さん、今日俺の連れとこいつの連れが来てるからさ、なんか簡単なもの作ってくれない?」



「いいわよ、じゃあすぐに作って持っていくわ」



そう言って、叔母さんは私たちをリビングから追い出した



玄関では目をハートマークにさせている由果といつもの顔の宇川



対照的ですな…



「由果!!」



返事はない…



「由果!!由果!!」



駄目だ…もう由果の目には宇川しか見えてないのか…



私はもう由果の耳を掴み、無理やり階段を上がった



「いたっ!!痛いよ!!みーこ!!」



「このくらいの仕打ちは当然よ!!」