嫌いなあいつと屋根の下




私は肩を片桐の肩にぶつけないように、なるべく離れて歩いた



この傘小さいのよ!!



もう左側の肩濡れてるし



「お前、濡れてる。もっとこっち来い」



はいぃ!?


嫌、断固拒否!!


私は首をブンブン横に振った



「お前が風邪引いたら、俺が怒られるんだよ」



そう言うと、あいつは私の肩を引いて、無理やり傘に入れられた



茄子のくせにーーー!!


(神子の頭の中:片桐の顔、茄子)



むぅ…



私は不機嫌になり始めていた



自分で決めたのに…相合傘…



今さら後悔中…



私は不意に右を見た



片桐の右肩がびしょ濡れ…



「って、あんた右肩濡れてるじゃない!!」



「別にいいし」


「何言ってるのよ!!ちゃんと傘入りなさい!!」



私は片桐の腕を引っ張った