嫌いなあいつと屋根の下




雨はまだ強い



土砂降り状態



叔母さん、心配してるかな…?



今は5時半



もう外は真っ暗だ、まぁ雨だったから余計真っ暗になった



むぅ…



夜中までこいつの隣は嫌



しょうがない、帰るまでの辛抱だ…



「片桐」



「何?」



「帰る、傘出しなさい」



「やっとかよ…」



片桐は鞄から傘を出し、開いた



私は渋々アイツの隣に入った



これっきりよ、神子!!



片桐をカボチャか茄子って思えばいいのよ



そうよ、片桐を片桐だと思わなければいいのだ



「お前、なんかすっごく失礼なこと考えてないか?」



「思いすぎはいけないぞ、猿」



私の頭では片桐は茄子だ!