嫌いなあいつと屋根の下




私の中の『片桐、嫌いパラメーター』がまた一個上がった



もう立ち直れない…



人生最大の恥…



「馬鹿に馬鹿にされた…」



「お前の中で俺は馬鹿なのか?それとも猿なのか?」



「馬鹿な猿。どうせ、今日だって補習かなにかで居残りさせられたんでしょう!」



「す、鋭いな…」


ふんっだ!



あんたの成績だなんてもうおわかりよ



小学校のときから、学年で一番頭悪いし



やっぱり馬鹿で能無しな猿ね







その会話っきりで私たちの間から会話が消えた



聞こえるのは外の雨の音だけ



誰もいない校舎、こんな奴と二人っきりだなんて…



そもそも二人っきりが嫌だから、先に帰れって言ったのに…




これじゃあ、意味がなわいよ!!



それに何?この重苦しい空気