嫌いなあいつと屋根の下




片桐は呆れ顔でこっちに来た




「帰らないつもりか?」



「あんたと相合傘するよりマシ!!」



私は片桐に向かってそう言うと、そっぽ向いた



片桐の溜息が聞こえ、もう帰ると思ったら…




「何してるのよ?」



「お前が帰らなかったら、俺も帰らない」



はぁぁぁ!?



そう言うと、片桐が私の隣に座ってきた



「あ、あんた!!何言ってるのよ!!帰りなさいよ!!」



可笑しいんじゃない?



私が帰らないからって、こいつもここにいるだなんて…



こいつと同じ空気吸うのも嫌なのに…



私は片桐から離れた



「…お前どんだけ俺嫌ってるの?」



「地球一個分、ううん宇宙規模よ!!」



私が少しばかり大袈裟に言うと、片桐は肩を震わせて笑っていた



な、また笑われた…