「はっ?由果、頭変になった?」
昼食時、由果が変な事を言い始めた
「ちょっ!失礼!!変になってないって!!」
「じゃあ、何?何でそんな馬鹿げたこと言うのよ」
由果が言うには、宇川(由果が狙っている男)は私のことが好きって…
その言葉に私は呆れた
何で私が宇川に好かれなきゃいけないのよ
ただ単に、あの時話しかけてきただけじゃん
それに私はあのときが始めてよ、宇川と話すのは
「でもー…」
由果は頬を膨らませ、机にうなだれた
私はそんな由果を見るのが馬鹿馬鹿しくなって、窓の外を見た
今にも雨が降りそうな天気…
大丈夫かな?
私傘持ってきてないよ…
そう思ったとき…
ポツッ
雨が降ってきて、一気に土砂降りになった
う、嘘でしょう!?