嫌いなあいつと屋根の下




私は墨をゴミ箱に入れた



こんなもの食べさせてなるもんですか!



「あーぁ、勿体無い」



「だったら、食べなさいよ!!」



さっきは食べないって言ったくせに…



「もう出前にする…」



私は受話器を握った



確か、ここにピザの宅配が出来る店があったような…



私は頭の中から番号を思い出そうとした



ガサガサ



何か台所から物音がした



「…何してるの?」



振り向くと、片桐が冷蔵庫から食材を出していた



「んー、夕飯作ろうと思って…」



「あんた作れるの?」



「まぁな」



うっ…なんか負けた気分…



で、でもいいもんね!!



女だけが家事する時代はもう終わったのよ!!