嫌いなあいつと屋根の下




私の目の前に焼きたてのピーチパイが置かれた



美味しそう~



すごい、パイを家で作る人なんて始めて見た



私、いっつも市販のお菓子だったからな…



片桐、憎いぞ!!



お前はいっつもこんな美味しいものを食べていたんだな!!



私はパイをモグモグと食べる片桐を睨んだ



あんたには勿体無い母親さんだよ…



なんとかして同窓会に行ってきて欲しい…



「あ、あの…」



「ん?どうしたの?神子ちゃん?」



「あ、明日って同窓会なんですか?」



・・・・・・



も、もしかして単刀直入に言い過ぎた!!?



やっぱ、吃驚するよね。いきなりそんなことを聞かれたら



私はオロオロしてしまった



「…そうなのよ…でも、今年は無理かなーって…」


うっ、やっぱり私か!?私が原因なのか?!



「い、行ってきてくださいよ!」


「えっ?」