嫌いなあいつと屋根の下




ふんっ!



気付かないあんたが悪いのよ!



「ちょっと、話があるんだけど…」



私は小声で話した



「なんだよ?いきなり改まって…、告白か?」



私はその言葉でまた片桐の足を踏んだ



あいつは声にならない痛さを耐えていた



誰があんたみたいな奴に惚れるか!!



まったく、考えていることが馬鹿ね



「じゃあ、いったいなんなんだよ…」



あいつが涙目になりながら聞いてきた



「叔母さんって最近行きたいところあった?」



「はっ?」



「だーかーら!!」



私はさっきの叔母さんの電話の事を片桐に話した



「あーぁ…なるほど…」



えっ!?さっきの説明でわかったの!?



まぁ、猿でもわかる説明の仕方だったからな



うん、私ってやっぱり凄い!