嫌いなあいつと屋根の下





がちゃっ



その時、あいつがやっとリビングに来た



用意遅い、男は普通もっと早いんじゃない?



私は妙にイラッときた




「翔吾やっと起きた。休みだからって怠けてるんじゃないわよ~」



「うっせぇな…」



そう言うと、あいつは私の隣に腰掛けた



私はすぐに椅子を少しずらした



あいつは変な目で私を見てくるが、無視



無視すればいいのよ!!



叔母さんが鼻歌を唄いながら、お茶の用意をしているときを見計らって、私は片桐を肩で小突いた



気付いてないのか、あいつは窓の外の景色を見ている



雨を見て何が面白い!



今度は指でちょんちょんっと肩を触った



こっちも無視かよ!!



私はもう切れかけていたので、あいつの足を思いっきり踏んだ



「いっ…」



案の定、あいつは私を睨んできた