嫌いなあいつと屋根の下




ぷっ



顔が微妙に赤くなってるし



私は必死に笑いを堪えた




「お前…なにするんだよ。超痛かったんだけど…」



「あんたが起きないのが悪いのよ」



「だからってこれはないだろう!?」



片桐は顔を涙目で抑えている



クスッ、いい気味



「叔母さんが下でピーチパイ焼いたんだって、あんたも早く来なさい」



私はそう言い残すとあいつの部屋を出た



なんか清清しい



こんなことで心が晴れるなんて思っても見なかった



ランランラーン♪



私は鼻歌を唄いながら、スキップをして下に降りた




私がリビングに入ろうとしたとき




「本当!?」



んっ?



叔母さんの話し声が聞こえてきた