嫌いなあいつと屋根の下




私は下を見た



私の体はそこにはなかった



じゃあ、何故私は浮くのだ?



私は上を見た



ぎゃ…



目の前には嫌いなあいつの顔が…



「な、何をする…?」



「…よいしょ」



そう言うと、あいつは私をおんぶした



なっ!?



「放せ!!無礼者!!てか、降ろせ!!」



こいつにおんぶさせられるとは一生の不覚!!



「女がいう言葉じゃねぇー」



あいつは私の言葉に無視し、のうのうと歩いている



人の話を聞かんかい、この男は!!



もし誰かに見られたら、どうしてくれるのよ!



校内新聞に変なことでも書かれたら、死ぬ!!



いっそ、殺してくれ!!