嫌いなあいつと屋根の下




私は由果の横でチラッとあいつを見た



普通にこちらを見ている、しかも嫌そうな顔で



私だってあんたと同じ班になるなんて嫌よ!



だけど、由果は一度決めたこと曲げないし…



私は渋々由果の隣に座った



由果は宇川の隣に座りたかったんだけど、私が全力で阻止した



だって、そうなったら私は片桐の隣になる…



教室でも家でもそうなのにここでもなんて耐えられない!!



授業が始まっても私の機嫌は直らなかった



てか、ますます悪化していった



「宇川君って彼女とかいる?」



「別に…」



由果、授業はちゃんと受けましょう…



ちゃっかり、宇川の隣に座っちゃってるし!



私はどうなるの?ちょっと、由果!!



他の班はもう実験を始めているけど、私の班はまったく進んでない



「…」



「…」



私と片桐は沈黙のまんま