嫌いなあいつと屋根の下




ズンズンと前に進み、見えたのは教室のドア




「開けるか?」



「えっ…」



「だって、行き止まりだし…たぶん、この教室の反対側に出口があるのだよ」



私はガラッとドアを開けた



絵に描くような寂れっぷり…



その時…



ポロンポロン



いきなりピアノの音が聞こえた



クスクスクスクス



誰かの笑い声も聞こえてきた




ふーん、中々出来てるじゃん



それに、音楽家たちの絵がなんか動き出しているし



隣をチラッと見て震えているのを確認



「どうした?怖いのか?」



「ま、まさか…」



どう見ても怖がっている



これで私の恐ろしさがわかったか!(怖いのはお前ではない)