嫌いなあいつと屋根の下




やっぱり巨大っていうほどだから、アトラクションも大量だな…



パンフレットを一通り見て、最初に少し片桐に忠告してやろう




「片桐、私…ここ行きたい」



「…別にいいけど」



私が選んだのはここの目玉ともいえる超巨大ジェットコースター



三回も回るし、しかも頭上50Mとこから一気に落ちる



誰もが必ず地獄を見るといわれる



ふふっ…



だけど、私は同時に最大のミスを犯していた











「き、気持ち悪い…」



ジェットコースターに乗ったのはいいけど…ダウンしたのは片桐ではなく私だった



片桐は私の隣で『大丈夫か?』と余裕な顔で聞いてきた



ち、畜生…



こいつが絶叫系苦手じゃないの知らなかったし…



しかも、今思えば私、ジェットコースターの恐ろしさがあまり理解していなかった



そもそも遊園地でジェットコースターという理論が間違っている



あれじゃあ、家族で来たちびっ子たちが乗れないではないか