嫌いなあいつと屋根の下





いつのまにか片桐は玄関を出て、学校に向かおうとしていた



私はというと、まだ朝ごはんさえも食べ終わっていない



は、早くしなければ~~~!!!



目玉焼きやウィンナーを一生懸命口に押し込め、急いで私が用意して、外に出たら、もう片桐の姿は見えなかった



あぁ…



下駄箱に入れる作戦は決行不可になった



どうすればいいのだろうか?



と、いうか片桐がいつもより早く起きるなんて予測不可だったのだ



あいつ、もしかして楽しみなことがあると眠れないタイプか?



だから、昨日はまったく眠ってないとか!



なわけないよね…



普通にクマなんてなかったし、ダルそうにもしてなかった




それより…




この無意識に持ってきてしまったプレゼントはどうしよう?



いったい学校に持っていって、どうすればいいのだ?



自転車のペダルをゆっくりゆっくり動かしながら、私は考えていた






学校に着くころ、何故かいつもより登校してくる生徒が少ない



私はまさかと思い、腕時計を見ると…