嫌いなあいつと屋根の下




あいつは渋々、私の前を走っていった



それでいいのよ、私にはむかうなんて100年早いわ



そう思っていると、急に坂道になった



これがあいつの言ってた坂道



別に大したことない



普通にいけると思ったが…



ぜぇぜぇ…



自分の体力の無さを忘れていた



坂道の半分でもうぜぇぜぇ息を切らしてるなんて…



前を走ってるあいつは余裕で上っている



ま、負けてなるもんですか!!



私は気合で坂道を上りきった



き、きつい…



なんか自分がいきなり年寄りに思えてきた…



昔から体力無いのよね私



しばらく、自転車をこいでいると学校らしき建物が見えてきた



なんだ、案外近いじゃん



「あっ、言っとくけど。あそこ俺たちの学校じゃないから」



「はぁ!?」



「違う学校ってこと」