嫌いなあいつと屋根の下




まったく…なんで寝てる振りするかな…



お前がこの部屋でゲームしてたの丸わかりなんだけど



未だに電源がついているDSやさっきまで聞こえていたゲームの音



バレバレだっつーの!!



「で、お願いがあるんだけど…」



「無理」



片桐は私の話も聞かずにすぐに断った



なぬっ…!?



まだ何も言ってないぞ!!



「どうせ、また飯島が発案したことなんだろう?なんでいっつも俺が…」



あぁ…やっぱりこいつも気付いていたのか…



てか、私ってどんだけ悲しいキャラなんだし…




「まだ何も言ってないわよ!!今度の休みにみんなで最近話題のホラー映画を見に行くだけだし!!」



「えっ…ホラー…?」



その瞬間、片桐の顔がみるみる青くなっていった



…あっ、そうか…



「お前、確かそういう系苦手だったもんな」



片桐は昔から幽霊とかおばけとかそういうのが苦手