嫌いなあいつと屋根の下





うんうんと頷く殆どの奴ら



やっ…それって…



「う、嘘だよね…?」



ほら、やっぱり由果もそう思っている



嘘だ、嘘だ



そんな素振り一回も見せたことがない



いっつも、私に憎まれ口しかしないくせに…



「やっ、これマジ話」



でも…待てよ…



片桐って…




「彼女いるんじゃないの?」



私が不意に出した言葉で一斉にみんながこっちを向いた



えっ…何?



みんな知ってるんじゃないの?




「何それ…初耳なんだけど…」



「初耳って…私が入院してる間に出来たって…由果が…」



今度は視線が由果に向いた



忙しい奴らだ…