嫌いなあいつと屋根の下




確かにあそこでふざけて結婚式みたいなのはやった



けど…さすがに将来の誓いは…



「あれって本気でやったんじゃないよね?」



「いや、俺は本気だったけど」



はっ…?



嫌々、あんたはただの近所に住んでただけだろうが!



それにだったら私、何人そこで男と誓い合ったんだし!!



昔は周りが男しかいなかったから、私は何回も誓い木の下で結婚式ごっこにお嫁をやらされていた



そのせいで幼稚園の時、殆どの女の将来の夢がお嫁さんだったけど、私は現実味でOLと答えていた



あん時から冷めてたのかよ…




「いや、ちょっと待て!しぃ、私まったく話がわからない。そりゃあ、しぃと会えて嬉しいよ。でもなんで今そんな事言うの?」



そうだ、今将来を誓い合ったとかなんちゃらそんなことは言わなくていい



なんでそんなのクラスの奴らに宣伝しなければならない



すると、私はしぃがある場所をジッと見ていることに気付いた



しかも、見ているのではなく睨んでる…?



私はソーッと後ろを見た




すぐ後ろには煩い女子ども…



そのまた後ろには…