嫌いなあいつと屋根の下




チョンチョン



後ろから由果が私を突っついてくる



「何…?」



「みーこって間口君の知り合いなの?」



間口…?椎名…?



「…しぃ?」



私はふとそう口に出していた



「思い出してくれた…?」



男の顔と私の知っている『しぃ』の顔が一致した



やっぱり、しぃだ…



「てか…なんでここにいるの?しぃって大阪に引っ越したんじゃないの?」



「そうだったんだけど、親父の仕事関係でまたこっちに…」



「へぇ…」



ツンツン



本日二度目の突っつき




「何?」



私が振り向くと、クラス中の女がそこにいた



な…これは何?