嫌いなあいつと屋根の下





ドアがまた開き、女生徒たちが歓声を上げていた



まったく…何がいいんだか…



私は溜息をつき、隣をチラッと見た



あっ、また寝てる…



駄目とは思いつつ、たまに隣にいる片桐を横目で見つめるのが私の少しの間の幸せだった









昼休み…



「転校生、カッコよかったな~…」



由果が上の空だったから、由果の弁当からエビフライを取って口の中に入れた



「あぁぁーーー!!私のエビフライ!!」



「上の空の奴が悪い」



「ひっどーい!!」



私は由果の言葉なんて聞く耳持たなかった



すぐに本を取りだし、ページをめくると…




「みぃ…?」



はっ?



いきなり後ろから声がした