嫌いなあいつと屋根の下




まぁ、由果は中学の時からイケメンの男に惹かれやすいからな…



「いいじゃない、イケメンの男は目に保養なのよ!」



「はいはい、わかりました」



何が目の保養よ、それだったら本を読みなさいよ…



由果に呆れながら、大勢の生徒に交じって教室に入った



周りの女共はどうやら由果と同じ転校生の話をしている



どこに興味があるんやら…




「神子ちゃんは、転校生のこと気にならないんですか?」



響が私に話しかけてきた



「別に…転校生って言っても、どうせ同じ学生でしょう?騒ぐ理由がわからないわ」



「さすが、神子ちゃん。クールな考え方ですね」



別にクールじゃないし…




ガラッ



そのとき、ちょうど担任が入ってきた



うるさい奴らは全員黙って席についた



私はそのまま本を読み続けた



どうせ、転校生の紹介でしょう?興味がないってさっき言ったばっかりじゃない




ガラッ