嫌いなあいつと屋根の下




『朝だよ~ん、起きなきゃ遅刻!!起きなきゃ遅刻!!起きなきゃ…ブツッ



私は気色悪いアラームが鳴る目覚まし時計を目を擦りながら止めた



ふわぁ…



もうこんな時間か…



そろそろ用意しないと、勝政さんに怒られる…



私は眠い目を擦って、部屋を出て、下に降りた



「おはようございまーす」



リビングのドアを開けながら、いつもの朝の挨拶…



「おはよう、神子ちゃん」



だけど、返事する人が違う…



あっ、そうだった



昨日、私は両親に置き去りにされて、片桐さん宅にお邪魔することになったんだ…



おばさんとおじさんはいい人でラッキーって思ったけど、あいつがいるから幻滅…



「翔吾ー、いつまでもだらしない格好してんじゃないわよ」



「ういー…」



私の後ろにいつのまにかあいつがいた



あいつとはまぁ、片桐 翔吾



私がこの世で最も嫌いな男だ