嫌いなあいつと屋根の下




病院ではお静かにって…



こいつには効かないか…




「何?」



「片桐君が彼女つくったんだって」



私はその瞬間、ドクンと心臓が鳴った



はっ…嘘…?



「えっ…なんで…?」



「わかんない…でも、学校ではその話が持ちきりだよ」



私の頭の中がグルグルと回って、何を考えていいのかわからなかった




ただわかるのは胸の痛みだけだった




「べ、別にいいんじゃない?」



「みーこ…」



「あいつが彼女つくったからって、私には関係ないわよ」



平然を装い、荷物の整理の続きをした



なんで、こんなに平然でいられるんだろう…



変なの、普通ならショックで立ち直れなくなるのに



でも…



私から離れていったのだから、文句なんて言えない…